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日本理学整体学会

理学整体の理論

  • 揉んだり、たたいたり、ボキボキしたりせず、全くの無痛で行います。
  • 器具・機械を使用せず、短時間で調整できます。またごく軽い刺激なので全く安全です。
  • 背骨・骨盤・姿勢のゆがみが原因と考えるのではなく、背骨が曲がること、姿勢が悪くなること自体が結果であり、そうなる原因を調べて整えます。
  • 痛い箇所、症状のある所を触れるのではなく、身体のバランスを調整することにより自然治癒力をひきだして、その症状を取り除きます。
  • 調整前後の身体の変化を目で確認することで治癒効果が実感できます。

 

私たちの整体は、筋肉や関節の可動状態やバランスを調べ、もし可動域に制限があったり、バランスが崩れている場合は、そのバランスを調整することで、全身の機能を回復させる調整法です。
ですから、ある部位に症状が出ていても、その部位だけを特定して調整するものではありません。
ある筋肉の状態が異常になると、それが次から次へと他の筋肉や関節に影響を与え、一つの異常が波状的に他の異常を引き起こすのです。
こうしたことからも、ある一部分の異常だけに着眼するのではなく、全身状態を調べて調整しなければ、すべての異常は改善されないはずです。
われわれ施術する側の者にとって、異常のある方の訴える痛みやしびれ、その他の不快感は、本人以外は誰も知ることができません。しかし、形の異常、あるいは動きの異常は、すべての施術する側の者のみならず、異常のある方にも生体の異常として理解していただけると思います。ですから、症状にとらわれることなく体全体の異常を調べ、正常な状態に整えて健康な体に戻すことによって、症状を改善しなければなりません。

そこで理学整体では、手技を用いて全身のバランスを整えていきます。これだけでは、理学整体が果たしてどのような手法を用いて施術にあたっているのかは理解していただけないと思います。そこで、いくつかの例をとって私たちの調整法を紹介することにします。ここに紹介するのは、ごく一般的なわかりやすい手法ですが、それでも写真では、力の入れ具合(ほとんど操作による痛みはありません)、呼吸の方法などはわかりにくいかもしれません。
ここで手法を紹介するのは、皆さんにそれをやっていただこうということではもちろんありません。いったいどんな施術をするのかという方々の疑問を、少しでも解消するためのものです。
施術は非常にソフトで、異常のある部位に痛みを加えたり、不快感を与える無謀な操作をすることがまったくありません。症状がひどい場合は患部に触れることさえないのです。異常のある方にこうしたことをお話すると、今までの常識や、現在の西洋・東洋医学を受けた経験から、「そんな施術は信じられない」とおっしゃいます。ところが、実際に調整を受けた後には、「なぜ」「どうしてこんなことで…」と、その調整効果に驚いたり、不思議そうな顔をされます。
説明では非常に簡単な調整のように思えるかもしれません。しかし、力加減、角度、呼吸法など非常に微妙な技術が要求されるもので、これは残念ながら写真と説明文ではお伝えすることができません。いずれにせよ、叩くとか、無理にひねる、もむなどの要素がまったくないことだけはおわかりになると思います。

無痛で安心、ごく軽い刺激で施術
体の異常を自律神経の作用を利用し根本から改善することができ、その施術前後の身体の変化を目で確認できます。

理学整体と他の手技療法の違いは、まず、理学整体は東洋医学・漢方医学的なものではなく、ベースは解剖医学などに立脚した西洋医学をベースにした考え方にあります。したがって、理学整体はツボという考え方は一切しませんし、もちろん気の流れなどという経絡施術や気功の考え方とも無縁のものです。
理学整体の目的とは体のアンバランスを見つけ出し、アンバランスを引き起こしている筋肉の働きを整え、組織や器官が本来持つべき働きを活性化させることにあります。運動機能の障害には、多くの場合、痛みが伴います。他の手技療法は痛みを発する部位、たとえば関節とか骨盤などの歪みに主眼を置いた施術を行いますが、これは理学整体と大きく異なる点です。
「骨盤や脊椎などの歪みが痛みの原因ではなく、あくまでも結果であり、体の異常が歪みや痛みとなって現れる。その異常の根源を調整する」
この考え方が理学整体の根本です。

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